最近テレビを賑わし続けている日大タックル問題。日本大学のアメフト部の選手が監督やコーチから「つぶせ」と指示されたことにより、関西学院大学の選手にタックルし怪我を負わせたという事件です。
そんな日大タックル問題を見ててすごく不安になりました。
自分の子供たちが同じような状況でNOと言えるのか?という不安です。
なんでこんなに日大問題で自分の子供たちの今後に不安に感じたのか
日大の選手がなぜ監督の指示を聞いたのかを自分がその状況だったと仮定して想像すると、
- パワハラやモラハラに近い理不尽な言動を常日頃受けることでメンタルが弱る
- スポーツ推薦枠で監督やコーチの意向に沿わなければ退学の可能性
- 部からはじき出されたら今後のアメフト選手人生が終わる可能性
- やらないと後がないという思いと不安が自分自身のモラルを上回って実行してしまう
今回はアメフト部の話ですが、似たような状況はいくらでもあり得ます。誰でも通るその最たるものとして考えられるのは学校です。
- もし息子たちが学校という閉じられた世界でいじめを受け、暴力を振るわれ、挙句に万引きなどの犯罪に手を染めるように指示されたら?
- いじめを受けていない状態でなくとも、日常的に周りで繰り返されるいじめを恐れ、自分を守るために手を組んだ仮初めの友人に誘われるがままに犯罪に手を染めたら?
もちろん自分の子供が犯罪に手を染めることも怖いのですが、そのような状況に悲観し、逃れるために自らの命を・・・という親である私が一番恐れている事態が引き起こされる可能性だってあります。私はそれが一番怖いんです。
子供たちにはどうあって欲しいのか
私は今回の問題を見ていて感じた不安を夫に伝えました。それを聞いた夫は
- 問題となったプレイ動画を見た
- どんな指示をされてもあのプレーは断るべきだ
- 断れる人であるべき
- 監督との関係性やその時の精神状態によっては難しいんだろうけれど
と言っていました。彼自身はあるスポーツをプロとしてやっていこうと過去に努力していた人です。そして暴力やラフプレーについては非常に厳しい感覚を持っているため、指示されても絶対にするべきではない、断るべきだ、という意見で一貫していました。それとともに子供たちにもNOと言える人であって欲しいと。
夫は比較的視野や世界が広い人。何かに思いっきり打ち込んで、それが失敗に終わっても絶望はせずに「じゃあこっち行ってみよ〜!」ってできるフットワークの軽い人(失敗に終わって切り替えるにあたってそれなりに思い悩んでるし、苦しんでいるとは思いますが・・)
ただ、NOということで起きた失敗を簡単に切り替えることは誰でもできるわけじゃない。息子たちにできるのか?という不安とともに「私は息子たちには、ちゃんとNOと言える人間になって欲しい」と思っていることに気がつきました。
なぜ私はそんなに不安に感じているのか?
こんな悪い想像をしてしまうのは比較的おとなしい性格の長男が最悪の状況でNOと言えずに苦しんでしまうんじゃないんじゃないか?と思って不安を感じたからです。(次男は1歳半の現段階では性格が明瞭ではないため未知数)
その不安に夫は「長男は彼自身の心の中にしっかりとした正義を持つ正義の男。僕はそんなに心配していないよ。長男なら「それはいけないことですけど、監督」って言い返しちゃうよ」とにっこり。
確かに私が勝手に自分の心の中に貼り付けちゃっている長男像以上に、長男は悪い誘いには乗りません。今誘われる悪い誘いとは、人の家の草を引っこ抜くとか砂利を溝に突っ込むなどの幼児独特の迷惑行為ですが、そのようなことに誘われても「それはよくないことだからしない!」と毅然とした態度で断っているところを何度も見たことがあります。
でも不安は晴れない。だって日大の選手も会見を見る限りとてもしっかりした人物だと感じました。そんな彼でも断れずに実行してしまった。その事実が私を不安に陥れます。
じゃあNOと言える子に育てるのに、私たちはどうやって子供と向き合えばいいのか
夫と話しながら、追い込まれた環境でなければ長男はすでにNOと言えることがわかりました。じゃあ、NOと言える子がNOって言えなくなってしまう状況に陥らないようにするべきだという結論に至りました。
では子供たちがNOと言えない状態にならないためにはどうしたらいいのか。
- 自己肯定感を高めて自分自身の意見に自信を持たせる
- 特殊で閉じた環境に身を置いた際に世界はそこだけではないと伝える
まずは上記を満たすべきだと。
自己肯定感を高めるにはどうすればいいのか?
- 子供の意見を頭から否定しない
- 自分の意見が言えたら意見が言えたことが素晴らしいと伝える
- 発言が褒められたものでなくてもその考えを認める
- 命令や全否定ではなく、議論や討論をする
明日からそのように対応できるように頑張ろう。簡単なようですごく難しい。特に長男は母親である私の意見を受け入れやすいからすごく注意しよう。子供と正しく向き合えるように子育てコーチングの本を読もう。
世界はそこだけじゃないって伝えるにはどうすればいいのか?
- 様々な世界を見せて子供たちの中の世界をどんどん広げる
- 学校以外にも楽しい世界がたくさんあることを伝える
- 学校からドロップアウトしてもお金を稼ぐことができることを伝える
- 近所の学校以外でも学ぶ意欲さえあればどこでも学部ことができる
- 友達なんて大人になってもできる
学校や今いる場所だけが世界じゃない、今の活動が将来に繋がらなくても違う道はたくさんあるということをどうにか伝えたい。私自身の世界や視野がとても狭いから、子供が大きくなるに合わせて様々な世界を垣間見るための活動をしよう。
最後に
子供がNOと言えるかどうかは、その子の資質や考え方、周りの環境に依存します。長男や次男はまだまだ子供で今後どうなるのかはわからないけれど、自分自身を守るためにもやりたくないことやダメなことにはNOと言える人になって欲しいです。
上で
- 自己肯定感を高めて自分自身の意見に自信を持たせる
- 特殊で閉じた環境に身を置いた際に世界はそこだけではないと伝える
って書いたけれど、それが正しいのかは子供を育てながら、問題に出会うその時毎に解決しながら証明するしかないし、どうなるかわからない。正直言って何が正しいのかなんて全くわからないです。
でも、自分の子供たちにはNOを言って自分自身を守ることができる人であって欲しいし、全力でその応援をしたいし、NOと言った時に全力で守ってあげたい。
非常にまとまりもないし、今の気持ちを書きなぐった文章なので読みにくいかもしれません。ごめんなさい。
子供たちの未来に幸あれ・・・。
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